分院・新規開業のポイント!

毎日の施術、院運営ご苦労さまです。

 

先日、弊社クライアントさんが分院を出店されました。

 

成功の再現

 

弊社クランアントさんの中で今年最後の分院出店が完了しました。

上々のスタートで、さらに立ち上がりを伸ばす対策の打ち合わせをさせていただきました。

 

来院はクライアントさん全体で10店舗ほどの分院出店の予定をお聞きしています。

中には2店舗を予定されている先生も2人いらっしゃいます。

 

分院出店のポイントはいろいろあると思いますが、やはり既存院のビジネスモデルが確立できていることが重要ですね。

 

分院出店の立ち上がりが悪いと既存院の頑張りも帳消しになってしまいます。

 

新規開業も今年は京都や福岡でもサポートさせていただきましたが、出店ノウハウ以外にも、開業する先生の今までの成功体験を活かすことが開業後の立ち上がりを成功させていると思います。

 

弊社のクライアントさんは業績が良い先生も多く、結果スタッフさんも育っているから、出店成功しています。

 

出店時のリスク

 

新規出店や、分院出店のときにやってしまいがちなのが、出店を機に新しい機器やメニューをいれたくなることですね。

 

「良い立地」にはもともと整骨院があります。そのエリアに新規参入することになり、出店する側は勝算があり、もともとある整骨院はうちの患者は取られない。と思っています。

 

実際には、オープンイベントやオープン当初に来る患者さんは、既存の整骨院さんや整形外科さんに対してなんらかの不満足がある地域の方が多いのが実情です。いかに既存のところより良い点を理解してもらえるかが大切ですね。

 

この場合、既存である整骨院さんはスタッフの育成や離反、待ち時間など内部環境の問題などを抱えて運営していることが多いので、イベントのその1日、2日だけいい状態で患者になり得る地域住人をお迎えするわけですから、攻める方にチャンスもあります。

 

となれば、「付け焼刃」的なメニューや技術では、元の整骨院さんや整形外科さんに帰ってしまいます。さらにそれなりの経費とリスクを負って行った集患した患者も他の整骨院に流れてしまうこともあると思います。

 

同じくオープニングイベントの方法も成功パターンを踏襲し、磨きあげることが大切ですね。あれやこれや美味しいところだけを真似ても、なかなかうまく行かないこともあります。

 

決めてはカルテ枚数

 

新規開業にしても、分院出店にしても、立ち上がりがとても重要です。新規ということは、通常の院運営とは異なり「前月のカルテ枚数」の貯金とありがたい「再診患者」がない状態です。

 

院を経営されている、分院の院長をされている先生はよくお分かりですが、先月対比で月のカルテ枚数(レセプト枚数)を20枚増やすのはなかなか難しいですよね。

 

ということはオープンニングをミスすると「院が立ち上がらない」となります。

 

オープンニングで、「前月のカルテ枚数」に近づけるか。ここが勝負ですね!

 

 

オープンニングが成功していると、3ヶ月間は新患が40人くらいは来てくれると思いますので、その間にうまく立ち上げる計算ですね!そのときに「付け焼刃」的なことをしていると離反につながります。

 

 

ビジネスなので100%安全であることはありませんが、より成功率を高めることが大切ですね。「失敗は失敗」ですのでないに越したことはありません。

 

「あとから挽回」より、「さらに伸ばす」ほうがカッコイイ!!

これから分院出店、新規開業される方の参考になればと思います。

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小川 勝則 株式会社グリーンリーフ

整骨院の業績アップアドバイザー。コンサルタントの存在意義は「結果」でしかありません。 実際に体験から学んだこと、実行して成果が出たことを「戦楽会議」でお伝えしています。先生1人整骨院で100万円達成ための「強者塾」、施術スタッフを抱える整骨院が1人80万円を達成するための「戦楽塾」を主宰。 オフィスは大阪市。